会社より、離職票1,離職票2を受領すると、ハローワークで失業手当の申請ができるようになる。失業保険申請後、1ヶ月の初回認定、2ヶ月の待機期間を経て失業手当が振り込まれることになる。失業保険の申請をトリガーに後続のスケジュールが決まる。このため、離職票受領後、速やかにハローワークへ行き、手続きが必要。
当日の持ち物と事前準備
会社から受領した離職票1,離職票2。あとマイナンバーカードと失業手当振込先の銀行口座番号がわかるものを準備する。マイナンバーカードがあれば写真は不要。銀行口座番号がわかるものは、キャッシュカードでも通帳でも構わない。
当日は特に予約は不要。16時までにハローワークへ突撃する。
総合窓口で、失業したんですけど、、というと、失業認定の窓口へ案内される。
失業認定の申請
まずは、窓口で、失業認定の申請を行う。クリアファイルを渡され、ここに離職票1,2を入れて、窓口に渡す。10分くらいすると名前が呼ばれ面談開始。
失業認定申請書を窓口で一緒に記載する。離職後アルバイト等をしていないか、開業届を出していないか、他の会社の役員になっていないか、等を確認される。学生かどうかも確認されるが、就職活動に時間を取れるのであれば学生でも問題ないよう。ここで嘘や申請漏れがあると取り消しや罰則があるようなので、正直に伝える。
離職票を見ながら、退職理由について会社の認識と相違ないかを確認され、問題なければサインを求められる。過去に教育訓練給付金を利用しているようであれば、そのときの銀行口座番号と変更はないかを確認される。自身ですっかり忘れていたが、10年以上前に教育訓練給付金制度を利用していたようだった。当時の銀行口座はもう使っていなかったため、新しい銀行口座を指定する。
今回、月曜日にハローワークで手続きを行ったが、今後の失業認定日は月曜日が基準になるよう。約1ヶ月後の月曜日に初回認定日が指定され、この日で良いかを確認される。初回認定日は日付と時間が指定される。日付変更は正当な理由がある旨の各種証明書が必要であり、事実上変更はかなり難しそう。時間は仮で指定されるが、当日中なら予約不要で何時に来ても良いと言われる。
初回認定日までに、ハローワークでの説明会もしくは、Youtubeでの説明動画の視聴が必要とのこと。どちらがよいかを確認され、Youtubeでの視聴を選択。コロナの問題もあるため、現地の説明会参加よりYoutubeでの自宅視聴を暗に勧められる。この説明会もしくは動画視聴は、就職活動の実績に計上できるよう。次回、初回認定日までに、1回の就職活動実績が必要であるが、動画視聴をすれば次回認定日までは他の実績は不要なよう。
写真を提出するか、写真の提出を省略しマイナンバーカードで手続きするかを聞かれる。マイナンバーカードで手続きをする場合、写真の提出は不要だが、今後の手続きの際に、毎回マイナンバーカードの提示が求められ、忘れると認定ができないけどよいか、と言われる。問題ないので写真省略で進めてもらう。
その他、資料を渡され、後で読んでおいてください、と言われる。
失業認定申請の手続きはこれで終わりで、このあと、別の窓口で、求職申し込みをしてください、と言われる。30分くらいで手続き完了。
求職申込
別の窓口で、ハローワーク求職の申し込みを行う。窓口でクリアファイルと申請用紙を渡される。希望する勤務条件や希望年収、希望職種、どのくらい急いで就職したいか等を申請用紙に記入し、窓口へ提出。10分くらい待つと名前が呼ばれ、面談開始。
申請用紙に記入する希望条件等は、まだ固まっていなくても、現時点での希望、考え方を言えばよいよう。キャリアを踏まえ今後の条件はじっくり考えたいが、一旦は前の会社での業務と同じ業務、同等の年収で現時点での希望を記載した。斡旋先へ個人情報の公開を行うかどうかに関しても指定する必要があるが、一旦すべて公開なしで指定した。各種連絡用のポータルサイトを解説するかどうか、も聞かれたが、必要であれば後から開設も可能ということなので、この時点では不要と伝えた。
申請用紙に記入した内容をハローワークのシステムへ入力してくれ、その内容に問題ないかを確認される。求職者番号を印字した紙を渡され、今後相談の際にはできれば毎回持ってきてくださいと言われる。ただし忘れても相談はできるよう。
内容に問題ない、特に他に質問はない、と答えると、これで面談終了。だいたい15分くらいで終了。
次回までのアクション
とりあえず、1ヶ月後の次回認定日に必ずハローワークに出頭すること、それまでにYoutubeで動画2本を視聴すればよいよう。
感想
申請窓口、就職相談窓口ともに、かなり親切に応対してくれた。
失業手当の受給は、形式要件がかなり厳しく例外はかなり苦労しそうなので、期限までに決められたミッションを確実に遂行することが求められそう。
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